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BRAND STORY

つくる人がいて、選ぶ人がいる。

一つの鞄が手元に届くまでに、
どれだけの手と、どれだけの時間が関わっているか。
その奥にある物語を、少しだけ。

流儀、という言葉について。

MEN'S CODEの「CODE」は、流儀。

派手な主張ではない。
声高に語るものでもない。
毎朝、手に取る鞄。足を入れる靴。
その選択の中に、静かに宿るもの。

私たちは、大量の商品を並べる店ではありません。
つくり手の覚悟に共感できるものだけを、棚に置いています。
なぜその素材なのか。なぜその縫製なのか。
答えを持っている鞄と靴だけを。

WONDER BAGGAGE ── 01

壊れるバッグを、つくりたくなかった。

WONDER BAGGAGEの原点にあるのは、怒りに近い感情だった。

ファスナーが壊れる。生地が擦り切れる。
半年で買い替えるのが当たり前のように売られている鞄。
それは本当に「ものづくり」だろうか。

だから、強さを最優先にした。
壊れないこと。何年使っても、形が崩れないこと。
出発点はシンプルだった。
でも、シンプルな問いほど、答えを出すのに時間がかかる。

WONDER BAGGAGE ── 02

防弾チョッキの素材で、鞄をつくる理由。

バリスティックナイロン。
もともとは第二次世界大戦中、兵士の身を守るために開発された素材。
通常のナイロンの5倍の強度を持ち、摩耗にも引き裂きにも耐える。

この素材を鞄に使うのは、過剰だろうか。
WONDER BAGGAGEは、そうは思わなかった。

毎日満員電車に揉まれ、雨に打たれ、
デスクの下に無造作に押し込まれる鞄。
それは、十分に過酷な環境だから。

さらに防水加工を施し、止水ファスナーを採用する。
その上で、持って美しいフォルムに仕上げる。
強さと品格の両立。それが、このブランドの答え。

WONDER BAGGAGE

原点

「壊れない鞄を」という一つの信念から、ブランドが動き出す。最高強度のバリスティックナイロンとの出会いが、すべての始まりだった。

LEATHER LINE

革への挑戦

ナイロンで培った「壊れない」という哲学を、革に持ち込む。選んだのはイタリア・ワルピエ社のブッテーロ。植物タンニンで鞣された革は、時間とともに持つ人の色に染まっていく。

2年間無償修理保証

つくった責任

売って終わりではない。使い続ける人と、ともに歩く。2年間の無償修理保証は、自分たちのものづくりに対する約束でもある。

blueover ── 01

日本の革で、日本の靴を。

スニーカーの多くは、海外の工場で大量につくられている。
それ自体が悪いわけではない。
ただ、blueover は別の道を選んだ。

日本の革を使い、日本の職人が縫う。
一足ずつ、手の温度が伝わるものづくり。
効率とは真逆の方法で、一足の靴に向き合い続けている。

なぜ日本なのか。
それは「近くで見届けたいから」だと、つくり手は言う。
素材の状態も、縫製の精度も、自分の目で確かめたい。
その距離感が、blueover の靴の手触りになっている。

blueover ── 02

履くほどに、足になる。

mikey(マイキー)という名のスニーカーがある。

最初は少しだけ硬い。
でも一週間、二週間と履くうちに、革が足の形を覚えていく。
左右で微妙に違う、その人だけのシルエットになる。

スエードの起毛が少しずつ寝ていく。
ソールが地面の記憶を刻んでいく。
それは劣化ではなく、対話の痕跡。

marco(マルコ)は、同じ思想を革靴に込めたシリーズ。
ビジネスの場にも連れていける端正さと、
一日中歩いても疲れにくいスニーカーの履き心地を両立している。

量ではなく、覚悟で選んだ。

MEN'S CODEの棚に並ぶブランドは、多くありません。

何百ものブランドの中から選んだのではなく、
「この人たちのものづくりを届けたい」と思えるかどうか。
その一点だけで決めています。

WONDER BAGGAGEの、壊れないという意志。
blueover の、日本でつくるという覚悟。
どちらにも共通しているのは、
妥協しないことを、自分自身に課しているということ。

私たちは販売する側ですが、
同時に、彼らのものづくりの最初の理解者でありたい。
だから、背景を知った上で手に取ってほしいと思っています。

いい鞄は、持つ人の背中を押す。

手に取ったとき、少しだけ背筋が伸びる。
そういうものを、これからも届けていきます。